◆友知(ともしり)トーチカ跡◆
(2019年5月1日(水)撮影)

 太平洋戦争後半、アメリカ軍がアリューシャン列島から千島列島を伝って侵攻すると想定して構築されたトーチカ群の一つ。1944年6月に根室一帯の防衛を担っていた第33警備大隊によって構築された。資材不足のために鉄筋は使用されず、木製であると言われる。

根室市は夏は冷涼な地で知られ、霧が良く発生しますが、この友知地区は根室市中心地よりも特に霧が発生することが多いそうです。

内部。建築から70年以上たっていますが、内部はしっかりとしています。資材不足のために鉄筋を使わずに木筋を使用したのが幸いして、塩害による腐食が起こらなかったようです。

機関銃が備え付けられた銃座。

そばには海岸線があります。

TOP旅の記録戦跡・自衛隊基地のページ>友知(ともしり)トーチカ跡(北海道根室市)